こんにちは😊
KOKACAREゼロスタートトレーナーの竹内優子です。
本日は、女性の悩みでも多い腰痛、こちらを改善するストレッチについてご紹介していきます。
■そもそも腰痛の原因はほとんどが不明
腰痛で整形外科に行ってこう言われたことはありませんか??
「年齢のせいでしょうね」
「重いものを持ったせいですね」
「特にレントゲンでは異常ありませんので、湿布出しておきますね」
いやいや…
私は、なんでこんな痛みがあるか知りたいのに…、こんなに痛いのに異常はないっておかしいでしょ…
そう思われた経験がある方も多いでしょう。
というのも、腰痛の85%は原因が特定できないものだと言われているからです。15%はレントゲンで異常が出るような、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、腰椎分離、骨折などですが、ほとんどの方は、様々な理由が絡み合った理由がわからない腰痛なんです。
ちなみに、平成22年の日本における腰痛の有訴者率は、男性で1位、女性で2位となっており、多くの方が腰の痛みを経験したことがあると思います。
原因が不明の腰痛には、生活習慣(日々の生活の癖)、ストレス、内臓機能、婦人科系の疾患、睡眠、栄養、など様々な要素を持っています。
その為、絶対これをすれば腰痛が治る!!
そんなものは世の中にはありませんが、今日はその中でも毎日の身体の動かし方で影響を与えている、『反り腰』に注目したいと思います。
■良い姿勢だと思っているものが、反り腰かもしれません
皆さん良い姿勢を保つとき、どんなところを意識していますか?
腰を反って、胸を張る、そんな形でいい姿勢を作っていることはないでしょうか?
実はこの腰を反るという動作、当たり前の姿勢として定着してしまうと、腰痛の原因になりやすいと言われています。
反り腰というのは、その名の通り腰を反っていしまっている人です。
仰向けに寝て、拳1個分以上空いたら反り腰なんて言われますが、拳1個分空いていなくとも、腰から動作を始めてしまう方も反り腰に分類されます。
例えば、前屈の動作をしてみて下さい。起き上がる時、どこの筋肉を使って起き上がっていますか?
腰!と答えた方は、腰を痛めやすい身体の使い方をされています。
【反り腰が身体に及ぼす悪影響】 ①腰痛になりやすい 反り腰というのは、簡単に言うと「腰が反っている状態」です。例えば、しゃがんだ状態から起き上がる時、本当なら股関節やお腹の力を使って起き上がるところをすべて反っている腰の一点を使って起き上がっています。そうやって様々な動作で、腰に負担をかけてしまうため、腰痛を誘発しやすくなります。 ②猫背になりやすい 反り腰と猫背って、相反するものに感じますよね。実は反り腰の方は猫背にもなりやすいのです。反り腰というのは人間の身体のS字カーブから大きくずれています。そのずれを修正しようと、頭が前方に出てしまい猫背になってしまうタイプの方もいらっしゃいます。 ③ぽっこりお腹になりやすい 反り腰の人は、全ての動作を腰で行ってしまいます。本来はお腹の力(体幹)を使って行う動作も全て、腰を沿って行ってしまうため、お腹の筋力が低下してしまい、ぽっこりお腹になりやすくなります。 ④ヒップのたるみにつながる 反り腰の人は、お尻の筋肉が落ちている方が多いです。そのため、ヒップのたるみに繋がってきます。ヒップアップをするために、スクワットをしていても、反り腰のまま行ってしまっていては、結局お尻ではなく腰を鍛えてしまっていることになりかねません。 ⑤肩こりになりやすい 肩回りや背中周りの筋肉が硬くなってしまうと、身体の違う部分で頑張って動かそうとします。その一つが腰です。反り腰の方は、腰を余計に使う方が多い為、身体のバランスが崩れ、結果肩こりを引き起こしてしまうことがあります。 |
■反り腰改善のストレッチ
【脊柱起立筋のストレッチ】
反り腰の方は、腰を反った状態をキープするために脊柱起立筋(背中の筋肉)を酷使しています。背中の筋肉を伸ばすことで、反り腰が改善され、腰痛の改善にもつながります。
- 四つん這いになります。この時、手のひらを置く位置が腕の付け根の下にくるようにしましょう。
- 息を吐きながら背中を丸め、その状態でストップします。
- ストップした状態で、息を吸って、もう一度息を吐きながらもっと深く背中を丸めます。
勿論腰痛の原因が全て反り腰ではないですが、多くの身体の不調につながる部分なので、是非皆さんやってみて下さいね♪
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